アート シロート ウォーク ヴォル1 大盛況御礼!
|アート シロート ウォーク ヴォル1 大盛況御礼!
2014年3月16日の日曜日。アートは好きだけど、ちょっと難しいとかギャラリーに一人で入るのは敷居を感じる方などアートの初心者を中心とした8名(男:4名 女:4名)で、神戸市のJR元町駅の浜側を中心にギャラリー巡りを行いました。
普段アートビエンナーレやトリエンナーレなどの芸術祭や美術館などには足を運ぶけれども、ギャラリーには友達が個展でも開らいて招待されないとなかなかギャラリーの中に入れないという方を集めて巡回しました。
神戸は誰が言ったか「文化不毛地帯、アート不毛都市」など聞き及び、少しでも払拭できないか?また、難しく考えずにまずはアートを身近に感じてもらい、日常にアートがある環境を作れないかを考え、神戸に美術館も含めると100箇所以上あるギャラリーに胸を借りることができないかとの妄想から始まり実現しました。妄想は膨らみ続け、例えば仕事帰りや買い物ついでにギャラリーに寄ってみる人が増えたり、酒場などでそのギャラリーや作品などについて感じたことを話したりできる環境ができたら面白いなと。
そんなシロートなりの思いをギャラリーのオーナーさんにぶつけ、ご理解いただき6箇所を巡るギャラリーツアーを実現することができました。以下はそのレポートです。 ご理解くださった各ギャラリーオーナー様、またご参加くださいました参加者の皆様、本当にありがとうございました。
概要
日時:2014年3月16日(日)15:30~19:00(懇親会は19時以降スタート、終了は22:30頃)
場所:神戸JR元町駅南周辺
参加者:主催者含め8名
【巡回先】※敬省略
JR元町駅西口集合
プラネットEartH
Gallery Vie
SANSEIDO GALLERY
ギャラリー開
ギャラリー301
TANTO TEMPO Gallery2(懇親会)
胸を貸してくれたギャラリー様
プラネットEartH
※許可をいただいて撮影してます。
まず最初に立ち寄ったのは、宮崎さんがオーナーのプラネットEartH。元町の高架下にあるギャラリー。カフェもありますので気軽に立ち寄ることができます。宮崎さんには、このギャラリーを始めるに至ったきっかけを話してもらいました。
なんと高架下なのに2階があり、そこにも展示があります。このスペースはダンスや一人芝居などのパフォーマンスなどもやってます。
Gallery Vie
当日はイオクサツキさんのリトグラフ作品展が行われており、けっこうお客さんが入ってました。作家さんがいたので作品について、またリトグラフの技法について教えてもらいました。
また、別作家(こしあん)さんの作品にみんな釘付け。オーナーの谷本さんに「やる気なしくん」などのキャラクターとストーリーを聞いて、そのシュールさに爆笑。
このポストカードは以前開催されたこしあんさんのモヤンモヤン展のもの。写真の左上が「やる気なしくん」。
SANSEIDO GALLERY
今回の中で一番新しくオープンしたギャラリー。 しかも皆んな初めて目にするサウンドアート。何それ?サウンドアート? オーナーの濱さんがギャラリーについてや今回の展示について、アーティストの安井さんが作品の製作や思いれについてなどをお話いただけました。 みんなこの音を展示するということに驚愕。かなり刺激を受けたようです。懇親会でもかなり話題となりました。
ギャラリー開
現在は、松原 正武展が行われてました。皆さんじーっと見入り、どうやら写真のようだと気が付きました。が、どうしてこういう作品になったのかを早く作家さん松原さんに聞きたい。そして作品の製法を聞いてみんな「え~!」。驚きと感心とが入り混じってました。
かなりみなさん喰い付いていたのですが、時間がないため次へと移動。後からのアンケートでここでの「滞在時間が短すぎた」と意見をいただきました。
GALLERY301
ユルキヤスヒト 展
これはポストカードなんですが、これだけではもちろん作品は全然わかりません。こちらも観て、説明を聞いて、ナルホド!という感じです。観る角度によって見え方が違う、光の加減によっても異なる、不思議な体験でした。
池口友理 展
こちらもかなり懇親会で話題となった作品群。タイトルの「見て描く」という名に絶妙とみな感心。作品のゆるさと製作時間の重さと作家さんのキャラが相まっての相乗効果は計算ずくなのでしょうか?
TANTO TEMPO
わざわざ営業時間の後に受け入れてくれる時間を割いていただきました。
そして代表の山田さんとディレクターの杉山さんのお話が最高に面白かった。ギャラリーを始めたきっかけからアートに対する思い、写真ギャラリーについて。またアーティストの発掘教育。さらには作品の値付けやビジネスとしてのギャラリー経営について具体例なども交えて触れていただきました。
なかなか普段お聞きすることができない業界内のお話が聞けて、とても刺激になりました。
写真はフライヤーです。
Gallery2
参加者全員が懇親会会場へ。懇親会ではアンケートに答えていただきました。
美味しい料理とお酒で乾杯! 自己紹介の他、今日回った中での気に入った作品や刺激を受けた作品やギャラリーについてそれぞれ感想などをざっくばらんに話し合いました。
またオーナーのヤマモトヨシコさんからも色々お話を伺うことができました。
アンケートでは、「ギャラリーの敷居は低くなりましたか?」という問いと「また参加したいですか?」の問いに全員が「はい」という回答をいただきました。
各ギャラリーさんの今後の展示については、それぞれのサイトをチェックして下さい。
ありがとうございました。
※敷居評価は、参加者が参加後に敷居が低くなった(次回から一人で入りやすくなった)と回答した人数で評価。
数値が低いほうが敷居が低い。